お知らせ
《 チェックシート 》
教員向けのチェックシートを作成しました.各自でご利用ください.
遠隔授業とは
インターネットを用いて実施され,学生が大学に登校しなくても参加できる授業を「遠隔授業」と呼びます.遠隔授業に関する情報はすべて学修支援システム BEEF および教務情報システム「うりぼーネット」を通して学生に伝えられます.
- BEEF:教員が授業の資料や課題などの情報を提示し,学生が課題などを提出するためのシステムです.学生は履修登録完了の翌日から使えます.
- うりぼーネット:学生が履修を登録し,授業内容や計画,休講情報,成績,教員からのお知らせなどを参照できるシステムです.
遠隔授業にはリアルタイム型とオンデマンド型の二つがあります.
- リアルタイム型:WEB 会議システムなどを用いて時間割に従って実施される授業に学生が参加する遠隔授業.
- オンデマンド型:学生が WEB 上に掲載されている教材(書類や動画)をダウンロードして,自分自身の都合の良い時間に学生が学ぶ遠隔授業.
リアルタイム型の遠隔授業は Zoom や Webex などの学外の WEB 会議システムを用いる場合と BEEF を用いる場合があります.オンデマンド型の遠隔授業は主として BEEF を用います.二つの型が組み合わされる場合や途中で変更になる場合もあります.BEEF 以外の教員個人のホームページなどが用いられる場合もあります.
遠隔授業の実施方法は授業ごとに各教員が決定し BEEF を用いて学生に伝えます.学生は授業の前日までに実施方法を確認して,事前に資料等をダウンロードし,アクセスすべきアドレスやパスワードをメモして,当日は BEEF を参照しなくても遠隔授業に参加できるよう準備してください.また,各授業に関する重要な情報は BEEF だけでなく「うりぼーネット」にも掲示します.BEEF にアクセスできない場合は「うりぼーネット」を確認してください.
予想されるトラブル
遠隔授業が成り立つためには,学生,教員,大学,WEB 会議システムのインターネット環境がすべて問題なく機能していることが必要です. そのため,以下のようなトラブルが予想されます.
- 学生側の問題:パソコンなどがうまく動かない,パソコンなどがネットワークにつながらない,ネットワークの通信容量が上限に達して通信できなくなる,パスワードなどを間違えてログインできない.
- 教員側の問題:学生側の問題と同様.
- 大学側の問題:学生や教員からのアクセスが集中して BEEF や「うりぼーネット」に接続しても反応が非常に遅くなる,または,完全に接続できなくなる.
- WEB 会議システムの問題:大学側の問題と同様.
学生側の問題が発生した場合には,遠隔授業そのものは実施されますが,一部の学生が参加できなくなります.教員側の問題が発生した場合には,特定の科目の遠隔授業が実施できなくなります.大学側や WEB 会議システムの問題が発生した場合には神戸大学全体で遠隔講義が実施できなくなります.特に,BEEF に負荷がかかり過ぎることによるトラブルが予想されます.
BEEF などのページが反応しないときに何度も読み直そうとすると,さらに大きな負荷をかけて問題の解決を遅らせます.そのようなときには他のページが読めるか試すなどして自分側に問題があるのかを確認し,問題がなければ静かに反応を待って,時間をおいてから再びアクセスしください.
問題が発生したときには大学としてもできるだけサポートしますが,できることには限りがあります.遠隔授業をうまく受講できなかったり,実施できなかったりしても,すぐに大きな問題になることはありません.問題が発生しても慌てず,落ち着いて対処方法を探してください.
教員向け情報
- WEB 会議システムを用いる場合などに,神戸大学で登録された e-mail アドレス(kobe-u.ac.jp がついたアドレス)が必要になることがあります.非常勤の先生方もこのアドレスをご確認ください.
- 遠隔講義に関する情報は BEEF に掲載してください.学生が BEEF にアクセスできないときのために,重要な情報は「うりぼーネット」の「授業ポートフォリオ」にある「授業掲示板」にも掲載してください.
- 遠隔授業は限られた条件のもとで実施され,十分な準備時間もないため,通常の対面授業とまったく同じ内容で実施することは不可能です.完璧を目指すのではなく,限られた条件のもとで学生の学修効果を高めることを目指して遠隔授業のご準備をお願いします.
- 特に最初の週には大きな混乱が生じ,遠隔授業が実施できなかったり,多数の学生が受講できなかったりすることが予想されます.そのような状況が発生することを想定しながら初回の遠隔授業のご準備をお願いします.
- できるだけ,予定通りに遠隔講義が実施できなかった場合や,学生がインターネットにアクセスできなかった場合に,学生が自習する際のアドバイスなどを記載した「問題が生じた場合の対処方法」などを BEEF などにご準備ください.
- 出席管理や課題提出の期限,成績評価などについては柔軟にご対応ください.