G Suite for Education利用上の注意
公開日: 2020/04/30
最終更新日: 2021/09/27 07:17
セキュリティ
- 神戸大学のセキュリティポリシーに従って利用してください.
- 「インターネット上のサービス利用に関するガイドライン」を参照してください.
- 「本学における情報システム等を学外におく場合等に係る取扱い」およびその「別紙・付録」を参照してください.
「機密性3情報」は「本学で取り扱う情報のうち,秘密文書に相当する機密性を要する情報」です.
「機密性2情報」は「本学で取り扱う情報のうち,秘密文書に相当する機密性は要しないが,
その漏えいにより利用者の権利が侵害され又は本学活動の遂行に支障を及ぼすおそれがある情報」です.
「機密性1情報」は「機密性2情報又は機密性3情報以外の情報」です.
- 学生の身上情報や健康診断情報などの「機密性3情報」は,G Suite上で取り扱ってはいけません.
- 「機密性2情報」も原則としてG Suite上で取り扱ってはいけませんが,以下を例外とします.
ただし,学生の識別には学籍番号(アカウント名)を用い,なるべく匿名性を確保するように配慮して下さい.
- Google Classroom上に保存されている個別の授業の受講生一覧および成績
- 教育・研究目的での利用に限ってください.商用利用は認められません.
- 様々なデータの公開範囲の設定には十分気をつけてください.
- 将来的には退職者・卒業生などにもG Suiteアカウントが付与される可能性があります.
また,一部のサービスについては,公開を指定すると全世界の利用者が対象になります.
通常のGoogleサービスの利用時と同様に,
公開相手をユーザ毎に指定するなど,厳密に公開範囲を設定するようにお願いします.
- G Suiteの安全な利用には,パスワードの管理だけでなくG Suiteを利用するパソコンやスマートフォンの管理も重要です.
- 不特定多数が使用するパソコン等では,G Suiteを利用しないでください.
- G Suiteを利用するパソコンやスマートフォンには必ずパスワード等を設定し,利用者本人だけが利用するようにしてください.
個人情報
- 情報基盤センターによる初期登録ではアカウント名・初期パスワード(ハッシュ化後)・教職員/学生などの種別だけを登録しています.
個人情報保護の観点から名前・性別・生年月日などの個人情報は登録していません.
各自で必要に応じて名前などを登録してください.
- なお,アカウント名は以下のとおりです.
- 教職員のアカウント名には職員番号などとは異なり,
情報基盤センターで内部的にユーザを識別している番号を用います.
- 学生のアカウント名には学籍番号を用います.
Google社のセキュリティ対策
その他
- 各自がG Suiteを利用するかどうかは任意です.
G Suiteへの最初のログイン時に,Googleの
「利用規約」に利用者が同意することで
はじめてアカウントが作成されます.
- G Suiteアカウントでは教職員・学生の区別はありません.
すべてのアカウントが同等の権限を持ちます.
階層や制御が存在しない自由な世界ですが,混乱も生じえます.
各自がモラルを持ち,危険性も認識した上で利用してください.
- Googleにより利用しているサービスが停止されたり機能が変更になることがあります.
また,情報基盤センターが特定のサービスの利用を禁止することがあります.
- 複数のGoogleアカウントを所有している方は,現在どのアカウントで利用しているのか,注意しながら利用してください.
おもわぬトラブルが生じる可能性があります.複数のWebブラウザをアカウント毎に使い分ける方法も有用です.
- G Suiteにログインする前に,いったんすべてのGoogleアカウントからログアウトし,
あらためてG Suiteのアカウントでログインするとトラブルが少なくなります.
- 中国など一部の国からはGoogleへの直接のアクセスが制限されています.
認証WebプロキシやVPNを用いて神戸大学経由でGoogleにアクセスしてみてください
(参照: FAQ 7).
問合せ
- 情報基盤センターでは各種サービスの利用に関するお問い合わせには回答できません.
各自でGoogleの情報を調べることで活用をお願いします.